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25年経ってはじめて友達が出来た【パチンコ ホールでの珍事】

25年経ってはじめて友達が出来た【パチンコ ホールでの珍事】

パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』!

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出!

パチンコを楽しくする珍事

▲ライター『山ちゃんボンバー』が体験した珍事▲

みなさんは「パチ友」っていますか?

友達と打つパチンコは楽しいですよね、並んで打ったりとか。

しかし今回はちょっと意味が違います。

僕が質問しているパチ友は、「パチンコ屋で出会い、仲良くなったパチ友」です。

▲大人になると、心の許せる友達作るのって難しいもんなんですよ……▲

金の亡者

僕は20歳の時からパチンコ屋に通っているので、もうかれこれ25年選手となります。

相撲取りなら、結ったマゲを切る頃ですね。

この間僕は、冒頭に書いたパチ友が1人もいません。

パチンコ屋では1回転でも多く回して金を稼ぐ事しか考えていないので、むしろ「声かけんなオーラ」を出していました。

当然自分から声をかけるなんて、初めてのナンパ以上にできませんし、しません。

▲編注:確かにコレは声をかけづらい(←怒られるぞ!w)▲

そんななか。今年の頭らへんでとある小規模ホールへ行った時の事です。

そこでジャギを打っていると

「山ちゃんボンバーさんですよね?」と。

声をかけてくれた方がいて、ちょっとお話をしました。

ドリンクをいただき、「ヒャッハー」と思っていると、さらに

「あ、気づいてたんすけど、声かけたら悪いかなぁと思ってたんすよ」と。

ロン毛の兄ちゃんが。

そして次に同じ店に行くと、またロン毛の兄ちゃんがいました。

前に僕が打っていたジャギの隣のジャギを打っていました。

隣で打ち始めると、また話しかけてくるんですよね。

どうやらその店のジグマのプロのようで、「あの台が○○回った」だとか、「この台は右が悪い」だとか教えてくれます。

そして、2人でジャギを打ってるんですよ。

ジャギ、メッチャ面白いんすよ。

2人で、「ロゴ落ちの赤アツいっすよね」だとか、「またケンシロウにやられた!」とか、ワイワイ話しながら打っていました。

ジャギの魔法ですよね。

吊り橋効果みたいな。

男女2人で吊り橋を渡ると「壊れるかもしれない」というドキドキを相手に対するドキドキであると脳が錯覚して、その男女が恋に落ちるというあれです。

ジャギがケンシロウにやられるドキドキで、プロとプロが仲良くなったんですね。

▲大人同士の友達って共通の目的のための「共闘」イメージが強い(←担当編集だけ?)▲

それからも見かけたら声をかけてくれるので、店の状況を教えてもらったりという内容ではありますが、話すようになったんですよね。

そしてとうとう先日、チラっとその店を見に行って打つ台が見つからなくて帰ろうとした時にロン毛の兄ちゃんを見つけて、自分から声をかけちゃいました。

「今日、弱い感じっすねぇ」なんて、しなくてもいい話で。

そうなんです、パチプロ歴25年の僕にもとうとう出来ちゃいました。

ジャギ友。

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