パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。これは移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで日本の端から東京を目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を今回はWEB上で完全復刻。何度も実施された旅打ち企画の中から、現在もパチマガスロマガで活躍中の角屋角成がチャレンジした第6弾をお届け！

2014年9月に沖縄の地を出発し、東京を目指すという超ハードなこの旅。設置機種は当時のものながら、その立ち回りは今でも確実に役に立つこと間違いなし！　はたしてその結果はどうなったのか…ついに感動のゴールへ!!

2015年8月31日の午後15時。1年間もの長い旅が遂に終わる時が来た。ゴール地点である東京某所に6代目旅打ち人「角屋角成」が登場。ゴール地点ではスロマガ編集部はもちろんのこと、攻略軍団やライターが多数出迎えた。大歓声の中、本企画で課せられた全都府県の完全制覇が認められた。

1年間よく頑張った！

8月27日のゴージャグの稼働の後は連日のジャグラー稼働で、少しプラスを上乗せ。東京都は収支をピークにしてフィニッシュです。8月31日に無事1年間の旅を終えてゴールすることができました。

ここまでの一年間を振り返ると一番大きかったのは最初の県である沖縄県。ここは旅打ちという企画に不安と期待を抱えながら降り立った地。現行機種ではすぐにパンクしてしまう可能性のある初期資金は10万円。その10万円をいかに早く戦える資金まで増やせるか。それがこの企画の一番の肝。

勝ちのノウハウはネットで検索すれば星の数ほどヒットする中で、旅打ちの成功・失敗の一番大きな要因は資金になります。その少ない資金を短期間で見事に倍増できた沖縄は、旅打ち制覇を大きく引き寄せてくれたと思います。さらに、「高設定狙いができるのだろうか」と疑心暗鬼になっている前半で、大きなプラスの結果を残せたことは後の高設定狙いに対する自信にもなってくれました。

出発前はハイエナ中心でいこうと思っていたものの、いざ旅に出るとハイエナの競争率が高く、高設定狙いが少ない状況の県が多く見られました。自分がやれることをやっていこうと立ち回った結果、ノーマルタイプの高設定狙いで大きな結果を残すことができました。九州を出る頃には探せば間違いなくある。情報が少なくてもどうにかなると強く思うように。手も足も出ない県がいくつかありましたが、最終的には自分の中で満足のいく結果になりました。

データをまとめて見返すと、収支の約半分が高設定狙い。低設定を避けながら設定推測を行い、高設定をできるだけ長い時間打つ。そのスタンスだけでも長い目で見ればしっかりと結果がついてくることを証明できたと思います。

そして、旅して思うのは「日本は知らないことばかり」ということ。32年間生きてきて、なお毎日が発見の連続。映像や写真でしか見たことのない場所に行き、現地の空気に触れる。一つの経験はさらなる未知への探究心をくすぐる。「また新たな発見がある」それも大きなモチベーションとして働いていました。

時に自分の醜態を晒し、だらしない日もありました。それも自分にとっての日常。多くの人に生活や発言を見られながら過ごす。ストレスが溜まると心配されがちですが、結局パチスロを打って旅をして好きなことをしているだけ。そう考えると全てを楽観視してしまう自分。そんな日常に一年間お付き合いしていただきありがとうございました。

ペカッ！　チカッ！　キュイン！　重ねた数は3900回以上。ハイビスカスの匂いに誘われカブを走らせ、ピエロの正体を暴きにホールを回る。一発ツモでバカ出ししたり、何も出来ずに爆死したり。いくら打っても真相は闇の中。そんなノーマルタイプが好きです!!