BIGボーナスも搭載! 1号機登場でパチスロの歴史がスタート!!
スロマガ創刊25周年を記念し、これまで様々な特別企画をお届けしてきたわけだが、その第5弾となる今回は、パチスロが歩んだ激動の歴史「回胴50年史」を堂々掲載!
今や娯楽としてすっかり定着しているパチスロだが、もちろん今日の繁栄に至るまでには様々な苦難や困難が存在した。この企画ではそんな紆余曲折を、当時の資料やスロマガのバックナンバーを元に振り返っていこう。
みなさんが愛するパチスロがどこで生まれ、どのような進化を遂げてきたのか? 決して勝利につながる情報ではないが、これを知れば今までとはまた違った思いで遊技を楽しむ事ができるだろう。また、みなさんのパチスロに対する愛がさらに深まるに違いない。
今回は風適法が施行され1号機の登場した1985年頃をピックアップ!
昭和60年に1号機時代が到来!
風適法の施行で規定が統一される
箱型筐体の登場によって着実に設置を伸ばし始めたパチスロに、さらに大きな転換期が訪れる。それが1985年に施行された風俗の営業及び業務の適正化などに関する法律、いわゆる「風適法」だ。
風適法の施行によってパチスロに関する規定が統一されることになった。さらに保通協による型式試験制度が開始、これに適合したマシンが1号機としてホールに登場することになる。これを期に1号機以前に登場した台は「0号機」と呼ばれるようになるが、厳密に言えば0号機という区分けは存在しない。
1号機の大きなポイントとして挙げられるのは、BIGボーナスが搭載可能となった点。小役ゲームとJACゲーム3回。4号機でいうところのAタイプのゲーム性が、この時点で確立された。
また、ボーナスの抽選方式もかなり多様で、現在の主流である毎ゲームレバーONでボーナスを抽選する完全確率方式の他、吸い込み方式やブロック方式など、様々なゲーム性を搭載した台が登場。さらなるパチスロ人気獲得につながった。抽選方式の一部は現在にも受け継がれ、吸い込み方式は規定枚数から規定ゲーム数へ変化。いわゆるゲーム数解除として、多くの機種に搭載されているのは、みなさんご存知のとおりだ。
こうしてパチスロは順調に発展を遂げていくかに見えたが、ここで新たな問題が発生してしまう…。
大手メーカーのほとんどは1号機時代すでに存在
1号機時代にパチスロを販売したメーカーを並べて見ても、現在あるメーカーとそれほど大きな違いはない。みなさんもスロマガの誌面で、一度は見た事のある名前が多いだろう。中でもユニバーサル、サミー、北電子は0号機時代から参入している老舗だ。
【おことわり】今回ページを作成するにあたり、パチスロ祭2015で掲載されていたパチスロ年表、日遊協広報誌の記事を参考にさせていただきました。また、パチスロ誕生までの歴史には諸説あり、紹介したのはその一説であることをお断りいたします。
今回はここまで! 次回(3月22日更新予定)は1号機問題を受け登場した1.5号機に迫る! お楽しみに!!
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