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全台系は高設定狙いの基本【第104回・ファンキージャグラー編】

早く勝負がつきやすい理由

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2018年掲載号より転載

→過去の記事はコチラから

 

全台系とは、一部の機種やシマが全台高設定であることを指す。

全台系狙いはピンポイントの高設定狙いよりも早い段階で勝負がつきやすい上に、出玉感も派手になりやすいので、打ち手にとっても店側によっても好まれやすい配分と言える。

全台系狙いがピンヅモ狙いよりも早く勝負がつきやすい理由として、台の挙動のサンプルが多く集められるという点がある。

例えばジャグラー設置10台のホールが1時間フル稼働すれば700G×10台=7000Gなとなるので、1台が1日稼働した分に近いサンプルが集まることになる。

1台の設定を数時間の稼働で当てることは難しいけれど、全台系であればより多くのサンプルが集まるので、ピンの設定狙いよりも早い時間で勝負がつきやすい。

ただ、ひとつ注意すべき点がある。それは 「シマ全体がまんべんなく稼働していることが前提」 ということである。

仮に総ゲーム数が2000G、500G、100Gという状況のジャグラーシマで、シマの平均合成が120分の1ほどだったとしよう。

平均合成は申し分ないのでこのシマが全台系か…? と思うかもしれないけれど、この場合、2000G回っている台がシマの合成確率に大きく影響していることになる。

逆に100Gしか回っていない台はほぼ反映されていない。

つまり、1台が突き抜けて回っている状態でシマの平均合成を算出することは無意味に近いのである。

そのシマに絡むことが全て

ならばどの程度の偏りまでならサンプルとして使えるのか。

その線引きは難しいけれど、個人的には 「シマで一番合成の重い台を打っても良いと思える状況」 なら、全台系の可能性アリ、と思っています。

仮に全台系が存在するホールで、ジャグラー設置10台中9台が合成120分の1付近で推移しており、1台が合成180分の1という状況でその1台が空いていたら、喜んで打つと思います。

その状況であれば、1台がたまたま低設定という可能性よりも、高設定がたまたま低設定の挙動をしてしまっている可能性の方が圧倒的に高いと思えるから。

そして上手く行けば、その台を打っている間に他の台が空いて、そっちに移動出来る可能性もある。

色んな可能性を踏まえれば、閉店時にはかなりの確率で高設定に座っているハズ。

実戦データの日も、ファンキージャグラー12台で総ゲーム数が2万490G、シマ平均合成が125分の1。

抑えた台は1676GでBIG10 REG2、 合成140分の1というパッとしない台。

それでも全台系の可能性が高いので座ってみると、すぐに別の良台が空いたのでそちらへ移動。

結果そのまま打ち切ることが出来ました。

全台系狙いは、そのシマに絡むことが全て。

絡むためには早い段階で当たりシマに目を付けておくことが重要。

自分の台が弱くても金を突っ込める無敵感は、全台系ならではの快感です。

 

 

ファンキージャグラー

総ゲーム数…5166G
BIG出現率…1/246.00(21回)
REG出現率…1/303.88(17回)
ボーナス合成出現率…1/135.95(38回)
投資金額…1万2000円
獲得枚数…1900枚
換金額…3万3500円
収支…+2万1500円

 

現在のヘミニクから一言!

全台系狙いは今でも立ち回りの主軸。

数年前(2015年あたり)は全台系なんて軍団の温床にしかならないと思っていたのですが、近年はホール側が軍団対策をしてくれるのでピンの打ち手でも絡みやすいです。

逆に言えば、そういった対策をしてくれないホールだとピンや一般客には厳しい。

全台系を売りにするホールなら軍団対策はマストだと思いますね。

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