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4.5号機へと移行した時代、元気を届けたあのマシンがヒット機種の仲間入り!!【PLAYBACK/メーカー史 平和・オリンピア編④】

※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。


猪木、銭形、南国育ち…現在も人気のシリーズ機がこの時代に登場!

パチスロ攻略マガジン 2015年12月号掲載記事

5号連続の特別企画としてお届けしている当企画。その第3弾となる今回は、平和・オリンピアグループの足跡を振り返っていこう。

パチンコメーカーとしてスタートした平和と、パチスロメーカーとしてスタートしたオリンピア。両社がもともと別のメーカーであったという事実は、ご存知の方も多いハズ。おそらく古参プレイヤーの方ほど、平和と言えばまずパチンコをイメージするのではないだろうか。

では、この両メーカーがどういった経緯でタッグを組み、現在に至ったのか。過去の名機を紹介しながら、その変遷を紐解いていこう。

今回は4号機後期に登場した平和・オリンピアを代表する人気機種にスポット!!


低迷するパチスロ業界を救ったのは猪木だった!

銭形&南国育ちも超ロングヒット!

4号機後期は、爆裂AT機などの乱発がきっかけとなり、出玉に自主規制が設けられ4.5号機へと移行した時代。この規制に誰もが落胆したワケだが、そのムードをいとも容易く打破したのが、平和の「アントニオ猪木という名のパチスロ機」である。誰もが知るプロレス界のヒーロー猪木とのタイアップ。さらに史上最も長いネーミング(当時)と、これだけで注目度は抜群。これに加え、闘魂チャンスと銘打たれたATの爽快感と出玉は多くのプレイヤーを魅了し、瞬く間にヒット機種の仲間入りを果たしたのだった。

また平和は、ルパンシリーズ第3弾となる「主役は銭形」を、大量獲得タイプのストック機として開発。設置直後はファンに、ストック機で今までの出目法則や楽しさが残せるか不安視されたが、フタを開けてみればその心配は杞憂に。出目はもちろん、奥深い演出法則やタイプライターのアツさもしっかりと継承。短時間での大量獲得が可能なスペックも手伝い、13万台を超える同社最大のヒット作となった。

一方オリンピアは「南国育ち」がロングセラーに。BIG中3回目のJACゲーム、もしくはREG中にバタフライランプが点滅すればボーナスの1G連が確定。1G連は強烈なループ性を兼ね備えており、瞬く間に中毒者が続出した。

「自力6択当で」や「道フリーズ」などが打ち手の心をくすぐった

数あるAT突入契の中で、最もプレイヤーを盛り上げたのはREG中の6択当て。最終3G間のうち2回正解でAT確定。3回当てれば複数セットを獲得できたのだ。また、1回正解はAT抽選。この当選率には設定差があり、推測要素としても注目された。

折れない心はこの時代に培った

とにかく闘争心を掻き立てられる機種が多かった。象徴的なものとしては、やっぱり燃える闘魂でしょうね。誰もが「1、2、3、ダー!」目指してレバーを叩いておりました。一方、沖スロ方面でも闘争心が不可欠でして、かかってこいと言わんばかりの暴れん坊達。僕の中の折れない心は、ここで培われたのであります。

※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。


今回はここまで! 次回(6月30日更新予定)は5号機初期へ。ART・高純増AT機が登場! お楽しみに!!

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