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「パチンコが荒れる様」を数字で見てみよう。【パチンコ正攻法】

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【第51回】10日間の収支ムラ(ボーダー+3回)

『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。

 


 

3週前(第48回)も「10日間打ったときの収支ムラ」というタイトルであったが、この時は等価ボーダー±0回転の条件だった。今回は同様のシミュレートを等価ボーダー+3回(千円20.2回転)の台でおこなってみる。

題材機種は引き続きe花の慶次~裂 一刀両断。11.5時間実戦×10日間実戦をという行程を1070回繰り返した。計1万700日分のデータである。

まず「1日単位」の話だが、前回掲載した通り1日の平均収支は+18100円となる。1日の勝率は55%、勝率55%、平均投資額41000円、平均大当り回数は22.3回となっている。

ではこれが「10日単位」になるとどうか?10日間打ってプラス収支になる確率はなんと79%。1日単位の勝率は55%であるが、それを10日分束ねたときの勝率は79%まで上がるのだ。とはいえマイナスになる確率も21%ある。

1日平均18100円勝てるはずの台なので10日間で平均約18万円勝てる計算になるが、運悪くマイナスになるケースも21%あるため「安定して稼げる」とはお世辞にも言えないだろう。

1日単位の勝率は55%。これを毎日繰り返すのだから、時には大きな連敗を喫することや、大勝ち・快勝があまりない日々が続くこともある。

たとえば「絶不調の10日間」の一例を見ていただこう。

10日間で21万円も負けている。そう頻繁に起こる現象ではないが、起こっても全く不思議ではない現象でもある。その発生確率については次回詳しく説明するが、20万以上負けは大体30回に一度程度となる。

4勝6敗と負け越しているものの、17万円の大勝ち日がありトータルではプラス収支に。

10日で約18万円勝てるはずの台だが、この10日間は運がよく、期待値の2倍以上勝てている。

このように、ボーダー+3回の台を10日間打ってもまだまだ波乱要素が大きいものの、トータルで勝てる確率はかなり上がり、勝ち負けを繰り返しながらもプラス方向に向かっていることを実感できるようになってくる。

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