(前編からの続き)
前編の模様はコチラ▶リプパンハズシで機械割が飛躍的にアップ!

■12月〇日

寒さが一層身に沁みて、開店前の並びがキツく感じる12月。

長きに渡って停滞していたパチスロの調子もやっとこ上向き、「その勢いを止めてはなるものか」と身体にムチ打って並ぶイベントは、O店の各機種設定6投入系イベント。

前回の同イベント開催時、5台設置してある「スパイダーマン」に設定6を2台入れた事から、今回も同じ事をするのでは？　という淡い期待。

さらに、それがダメでも客数と客層的に他の高設定台をつかめる可能性も高いため、今日は店が妥当と判断し、小雨降る中並んでいる次第です。

情けない話、現在の年間収支が昨年に比べると約2割ダウン。調子が戻ってきたとは言うものの、とても残りの1ヶ月弱で補える差ではありません。

昨年と同等の収支を目標としていたため、少々モチベーションは下がり気味ですが、来年さらに厳しい状況になるのは明白。だからこそ、気分で稼働を落とす様な事は出来ないという心情だったりします。

開店前には雨も止み、気持ちも少しはリフレッシュ。開店と同時にスパイダーマンのシマに走り、ひとまずを押さえる事に成功したのでありました。

さて、このスパイダーマンはここ最近打つ機会の多い台。機械割が良好なのはもちろんですが、設置当初に比べてホール側がビビらなくなったのか、自分の把握している範囲ではキッチリ設定を入れてくる所が増えてきました。

設定6投入と謳えば、早い並び客はまず本機狙い。朝イチからしばらくはフル稼働となります。

割が高いとは言え早い段階で設定が見抜ける台ではないので、低設定台もある程度は稼働が見込める。その結果、うまく循環しているのかと思われます。

初当りはシマで一番最後の563P。その後タラタラとボーナスを引いたものの、二度の追加投資へ。左隣の台が朝一番乗りのボーナスから破竹の勢いでコインを垂れ流しているのを横目で見つつ、自分の台も少しばかり微妙な展開ゆえ、しばらくの間様子見プレイを続けるのでした。

午後3時頃。ドル箱2箱を確保し、展開的にもヤメる要素はないのに、左隣の客が携帯を片手に席を離れだしました。

そしてボーナスを引いていないのに下皿のコインをドル箱に。何か急な用事が出来たらしく、一言声をかけてその台を押さえさせてもらいました。反対側の客が露骨に舌打ちしたのを聞こえない振りして(笑)、1000枚弱のコインを持って移動。

シマで唯一設定6のボーナス確率を上回るペースで当たっている台にありつけた偶然に感謝し打ち出したのですが…。

移動直後は良い感じで当たったものの、当たってもMBな展開に変貌。シマの客が全員1000枚程度のコインしか持ってないため、傍目にはどの台が設定6なのか分からない状況になっていますよ。

しかし自分の台は、設定差のある部分が強く、設定差の無い部分がかなり弱い展開。やはり自分の台が設定6のような気がします。

午後10時、それを裏づける札が刺さったと同時に取り返せない位置までコインを減らし、トータル1万6500円のマイナスで席を立つのでありました。6で負けたよ…ふぅ。

担当(以下・担)『ってな訳で「スパイダーマン2」の稼働日記2本をお送りしました』

しのけん(以下・し)『そうなんだよね。高設定域のスペックは魅力的だし、実際この頃の収支にかなり貢献してくれていたんだけど、自分の中では苦労する事も多かった機種ってなイメージ』

担『日記にもそれが表れていますね』

し『結局は今の機種みたいに確定演出がある訳じゃないしボーナス合成確率も軽い訳じゃないから、腰を据えるまでに悩まされる事が多かったかな』

担『確かにそんな記憶はあります』

し『当時はまだホールのイベントも存在していたし高設定確定札が刺さったりするサポートもあったからそれで救われてる部分は正直言って大きいと思う』

担『なるほど。次回は推測要素含めそこら辺を掘り下げてみたいと思います』

(後編に続く)

続きは6月18日6時更新予定！

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