「ホールコンサル営業実録！」ニッシーさんのコラムでも触れられておりましたが、チバリヨ２が出過ぎたことによって販売が中止になったとの話が出ております。

本日は、そんなチバリヨ２についての色々と、出玉率や規制などにも言及していきたいと思います。ただ、私はあくまでもパチンコ開発者なので、パチスロはそこまで詳しくありませんので悪しからず(笑)

※編注…本稿は4月上旬に執筆されたものです、ご了承ください。

チバリヨシリーズといえば、２００３年９月に導入開始となったネットから発売となったチバリヨオキナワが元祖でして、２０２１年６月に導入開始となった６．１号機のSチバリヨが６号機創世記にプチヒットして話題になったのは記憶にも新しいところですが、そんなチバリヨが満を持して２０２４年３月に６．５号機、それもスマスロとして続編がリリースされることになりました。

また先行導入ということもあり、その導入地域も一部の地域のみで基本的には導入台数は１店舗１０台以上となっており、またその先行導入店舗は一部の強豪店舗のみというような話があったとか、なかったとかと聞いております。

このような先行導入という販売手法をとることはそこまで珍しいことでも無かったりするのですが、特に新規性のあるスペックやメーカーとしてもチャレンジした機械等、このような販売（導入）手法をとることはありますね。

６．１号機のチバリヨも、その当時では高い出玉性能を誇っており、それがきっかけともなり人気になりましたので、チバリヨ２が高い出玉性能を保持しているであろうことはリリースが発表された時からある程度は予測がついたと思います。

そんなチバリヨ２ですが、イキスギループ（業界初のダブルループにより現行機最高峰の出玉性能を実現／メーカー資料より）を搭載し、設定１でもその想定MYは約４，６００（メーカー公表値）と業界関係者が驚くような数値を実現いたしました。あの出玉性能が高いと評判のLヴァルヴレイヴ、通称ヴヴヴですが、こちらの設定１の想定MYは約３，８００（メーカー公表値）となっておりますので、その出玉性能がいかに強力か？はわかっていただけるかと思います。

※MYとは？
→その日、１番ハマったところからの最大出玉までの差枚数のことです

そんな抜群の出玉性能を誇るチバリヨ２ですが、今のスマスロでも出玉性能が高すぎる、ちょっと財布事情的についていけない、という声も聞こえてきている中、更にその上を行く出玉性能をもったスロットというのは、本当に需要があるのか？ また本当に必要なのか？ ユーザーは欲しているのか？ 沖ドキシリーズだけで問題ないのでは？ という様々な疑念を持つには十分すぎる内容かと思います。

６号機創世記時代における出玉性能が高い機械と、スマスロが十二分に普及した今現在の出玉性能が高い機械とは、ちょっとばかし、いやかなり立ち位置が違うことはわかってもらえるかと思います。ましてや、チバリヨは液晶非搭載機で、昨今のアニメを中心とした液晶が多彩な機械と比較した際に、どうしても初手の印象値としてはそれらと比較して下がってしまうのは致し方無いことです。

そんな事情だからかはわかりませんが、前回のチバリヨで実績を残した法人（店舗）やハイビスカス系の機械が高稼働しているお店を中心に他店舗よりも導入できる代わりに、話題づくりとして台数をしっかり導入して高設定をガンガン使ってほしいというある種のバーター的要望を出していても全くおかしくありませんし、むしろそう考えるほうが自然な気がいたします。

既にハイビスカス系が強いお店で、それなりにまとまった台数が導入されて、近隣店舗では打つことができない希少価値がある台にもかかわらず、設定１でも高い出玉性能を保持しており、何なら高設定すら期待ができるともなれば、物凄く話題になることが期待されるわけですし、事実、そうなりました。

パチンコ・パチスロ開発の表も裏も知り尽くしたチャンスメイト荒井氏が、あなたの質問にぶっちゃけ回答しちゃいます！

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