◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【パチスロ】隣に座ったヘンな客【佐賀県編】

【パチスロ】隣に座ったヘンな客【佐賀県編】

 

過去の「隣に座ったヘンな客」はコチラ

 

チワッスあしのです。

ホールで出会った奇天烈な隣人をご紹介するこちらの企画。

今回は大阪府の「けろよん」さんのお便りをご紹介。

こんにちは、けろよんさん。

*****

17歳より46年程、大阪岸和田とあまり上品とは言い難い地域で打っており、台を叩く等は星の数ほどを見て参りました。

大海で魚群がハズレた途端にドル箱を持って立ち上がり、ガシガシガシとガラス面を3連打、ガラス面は飛び散らなかったものの全面が蜘蛛の巣状に、そしてそのまま割れた台に座って平然と打ち出し再開したところで店員さんに連れて行かれる客など。


あとスタンプ50回で設定6か激アマ釘が打てるお店でパチスロ「主役は銭形」を打っていた時、さすが設定6と言う感じでポコポコ大当りしていたのですが隣で打っていたヤンキー兄ちゃんが突然立ち上がりこっちを睨み付け「また当たっとるやないけ!」とキレられたこともありました。


これはどちらも同じ店舗でしたがヤンキー率の高く客層が悪かったせいか、去年閉店とあいなりました。

店員さんは頑張っていた感じがありましたのに残念な結果でした。

*****

うおォ、岸和田ってそういうところなんだ…(驚愕)。

確かにパチ屋さんってそもそもガラがあんまり良くないところもあるんですけど、地域によってはちょっとエグすぎる店ってのも確かにあるかも。

そういう意味では筆者が青春時代を過ごしてた九州の某所も流石に岸和田ほどではないとはいえ、比較的ヤンキーが多い地域であり、しかもそのヤンキーというのが往々にして隣接地域である佐賀県らやってきておりました。
(※あくまで過去の体験に基づくものです)

佐賀というと何となく稲作とか陶器とか邪馬台国とかそういう牧歌的なイメージが強いんですけど、近隣の都市で住んでる人からすると「暴走族」とかそっちのイメージがかなり強かった。

すでに安室奈美恵とかが流行ってる時期においてなお、横浜銀蝿さながらのロケットカウル&エビテールのバイクに跨がった、キメキメビンビンのリーゼンツの軍団がブイブイと国道を爆走するにつけ、だいたいナンバーをみたら佐賀の人でありまして…。

まあ、都道府県ごとに特色やら県民性は違うゆえ、似たような話はどこの地域にも転がってるのかもしれません。

んで筆者、2000年頃はマイカーをゲットした喜びもあって積極的に他県まで遠征を試みており、まさしくその「佐賀県」のパチ屋もちょいちょい行ってました。

んで、そこで未だに夢かなんか見てたんじゃねぇかという体験があります。

デカドンちゃん
4号機/2001年/アルゼ

座敷わらしみたいな中坊

その店は海に面した国道沿いの、設置200~300台くらいの中小ホールでした。

別に有名な店とかそういうのでも無く、当時よくあった郊外型の新台だけ入れてあとはベタピン放置」みたいなスロット専門店。

なので筆者もほとんど行ったこと無かったんですけど、なんとなく中途半端に空いた時間を埋めるため、ちょっと立ち寄ることにしました。

で、中にはいってかなり驚いたんですけど、客がホントに誰もいない。

マジでゼロです。筆者しかいない。

ただ「デカドンちゃん」が設置してある直ぐ脇の、コカコーラ社の椅子と丸テーブルが置かれた簡易休憩所みたいな場所に、どうみても中学生くらいの若者が二人してタバコ吸いつつ座ってるんですね

未成年の立ち寄りに関しては当時はまだ今より相当ユルかったんですけど、にしてもふたりともかなり童顔な上に思いっきりタバコ吸っており、一瞬「あれ、これって俺にしか見えてない系のアレ?」みたいな気分になりました。

とはいえ「デカドンちゃん」は既に筆者がメインで打ってる地域のホールでは既にまあまあレア台化しており、この機会を逃すともう触れそうにない。

というわけで筆者は背後に中防二人の視線を感じながらもかの台に着座、サンドに千円ブチ込んで黙々と遊技しはじめました。

で、最初の千円が秒殺で飲まれ、次の弾を装填しようというところで事件が起きました。

なんか後ろで座ってるガキのうちの一人が、ナゼか筆者が打ってる台の隣にやってきたんですな。

そして機械に向き合うでもなく、椅子に腰掛けたままこっちをガン見してくる。

その瞬間「え、こいつらカツアゲしようとしてる?」と疑念を抱く筆者。

うそだろ中坊。まじかよ佐賀県…。

いくら筆者が肺気胸持ちの痩せぼっちでも、流石にこないだまで子様ランチ食って喜んでたようなガキ2人に絡まれたからとてどうもこうもない。

ただ、まがり間違って地元の兄貴分的な高校生以上を呼ばれたらすげー嫌だなぁとか、そもそもスタッフはなにしてんだよとか考えてるうちに段々面倒臭くなってしまい、素直に訊ねる事にしました。

「あのさ、なにやってんの君。もんすご邪魔なんだけど」

不貞腐れたツラでゴニョゴニョと返事をする中坊。

聞き取れなかったので「なんて?」と何度か問い返すと、どうやら「メダルください」とのことで、なるほどなるほど。

…なんで知らん人んちの子にメダルをプレゼントしなきゃいけねぇの?と、ここに来ていよいよ腹が立ち盛大に舌打ちする筆者。

みるともうひとりの中坊はさっさと逃げ出しており、それに気づいた特攻役のガキも所在無さげにキョロキョロと店内を見回したのち、とってつけたように「ハァ」と息を吐いて、どっかへ行ってしまった。

なにがハァじゃバカタレ…!

頼むならもうちょっと丁寧に頼むか、あるいはボーナスがもりもり連チャンしてるタイミングで言えばちょっとは考えたかもしれんのに要領の悪いヤツだなと、その日は一向に当たらない「デカドンちゃん」に嫌な気分のまま結構な枚数の千円札をブチ込んだものでした。

筆者にとって、ホールにて中坊らしき子供から直球で「メダルくれ」と言われた経験は生涯でこの時だけ。

もしかしたら、もうちょっと年が上の人たちにとっては結構あった話なのかもしれませんが、そういう意味では貴重な体験といえば貴重な体験だったのかもしれませんな。

皆様の体験談を大募集!

隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。

★★★★★★★★★★★★★★
コチラから送ってください!!!!!
★★★★★★★★★★★★★★

※ご希望の方はペンネーム・年齢・性別をご記入ください。本名での掲載は致しません。
※メール等での返信はいたしません

面白コラムから機種攻略まで…パチマガスロマガモバイルでは楽しさと最新情報を随時発信中!

アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合