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【松本バッチ】誠に勝手ながら

【松本バッチ】誠に勝手ながら

自分への返信

※過去の「松本ポスト」はコチラから!

 

令和6年能登半島地震の被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

このコラムは、毎回いただいたお手紙に返信させていただくという形で書いているのですが、誠に勝手ながら今回は内容を変更させていただこうと思います。2011年に起きた東日本大震災の際に、いろいろと頭を悩ませて出した結論と言いますか、決め事を改めてもう一度書いておきます。いわば、あの頃に頭を悩ませていた自分への返信です。

「今、自分が置かれている立場において、前を向いて行動すべし」

僕はパチンコパチスロという「遊び」の分野を生業にしている身ですから、2011年の当時も「こんな時に」とかそういう思いがもちろん湧いてきたわけです。それは自分の中から湧いてくるだけではなく、世の中の声として届いたりもするかもしれないという不安もあった。それは実際に被災された方からの声かもしれないし、そうじゃない方からの声かもしれない。今、職種や観点は違えど、こう感じる人もきっと少なくないことでしょう。

ただ、考えた末に思ったんです。仕事をはじめ、色々なものを控えて部屋に閉じ籠り、心配そうにニュースを眺めることで、何か1つでも良い方向に動くだろうか、と。いつもの生活を送れる環境にいる人間が、いつものように、なんならいつも以上に精力的に生活をおくり、自分が力になれる形で行動した方が、大切な人や場所のためになるんじゃないか、と。

石川県や新潟県も、幾度となく収録でお邪魔した土地で、その度に温かく声をかけてくれた方々もいらっしゃいました。仮にもしそうじゃないとしても、一時でも早く安心できる生活が戻って欲しい。元気な人間が下を向いてる場合じゃないのです。ましてや、元気なもん同士でSNSで石を投げ合ってる場合でもない。心の痛む思いに負けず、とはいっても決して忘れず、自分がしっかりと立って何ができるか考えましょう。人や街が少しでも早く元気になれますようにって、きっと全員思ってるんだから。

一刻も早い被害の収束と、復興をお祈りしております。

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