パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。これは移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで日本の端から東京を目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を、前回の角屋角成によるチャレンジに続き、今回もWEB上で完全復刻。現在もパチマガスロマガで活躍中の日向七翔が旅打ち人となって挑んだ、過酷な旅程をまとめて公開していきます!!

2015年12月に沖縄の地を出発するのは角屋のときと同様ですが、なんと今回は北海道を目指して日本列島を一気に北上。そこから東京を目指すという前回以上に超ハードな旅となっています。

設置機種は当時のものながら、その立ち回りは今でも確実に役に立つこと間違いなし！　旅打ちの結果とともに…その機種・その土地ならではの立ち回りをお楽しみください!!

茨城県で稼働した地域は、ホールが固まっている都会らしい地域。高稼働の大型ホールや稼働はあまり高くないけどハマリ台が見つけやすい中型ホールなど、各ホールに特徴がある地域でした。

自分の今までの旅打ちは、新しい県突入の序盤は苦戦し、後半に巻き返してノルマクリアという展開が多かったです。

しかし、千葉県では序盤から好調。稼働開始からプラス続きで、滞在5日目にはノルマをクリアしました。この原稿を書いている11月20日時点の収支は、プラス約14万円。旅打ちクリアに向けてほぼ安泰の収支です。

千葉県でメインにしているのはノーマル機の高設定狙い。下記のデータは普段と違う立ち回りをした日のデータです。2台目に打ったハナビはBIG中のハズレが2回出現しており高設定濃厚台。実はこのハナビは10スロです。

このホールは普段10スロを設置していないが、この日のみ設置。そして、この日は特定日で全台に高設定機種があるという煽り、マイジャグラーⅡを打っている時に、ハナビのシマがアツいと気づき、移動して終日打ち切りました。

もちろん普段の稼働のメインは20スロ。しかし、こういう高設定が濃厚な状況であれば低貸しもありだと思っています。残念ながら結果はトントンでしたが、綺麗な目を堪能できた1日になりました。やっぱりハナビは面白い！

現在、千葉県の収支ノルマをクリアし、残すところ観光・名物・試練という状況です。もちろん、まだ稼働は続けるのでここからノルマ割れする可能性もあり。最後まで収支アップを目指しますが、ここでノルマ割れをして旅打ち失敗となったら笑えないので、気をつけながら稼働を続けたいと思います。

1年間という長い時間をかけて日本中を回ってきた旅打ちもあと10日。ゴールは目と鼻の先というところまで来ました。1年前まで普通の会社員だった自分が今ではゴール目前の旅打ち人…。数年前の自分は想像もしていなかった未来ですね。

この1年で辛いことや苦しいこともいっぱいありました。でも、それを上回る良い経験ができたと感じています。残り少ない日数ですが、1日1日を噛みしめながらゴールに向かって突き進んでいきたいと思います。