6号機が登場しようとしていた2017年年末。5号機が幕を閉じるこの時にパチスロ攻略マガジン＆パチスロ攻略マガジンドラゴン誌上にて、5号機すべてを網羅するため大々的に始まったのがこの「5号機ヒストリア」だ。

出玉性能を追及した2013年前半。その流れから今回紹介する2013年後半は、打ちやすさと出玉のバランスが重視される傾向に。規定ゲーム数管理タイプ・差枚数管理タイプのどちらからも人気機種が登場し、長きに渡って支持される機種が数多く登場していくこととなる。そんな年の全49機種を順次紹介！

そんな超人気マシンからマニアック機種まで、そのすべてをここでチェック!!

2013年上半期は、出玉性能にこだわったマシンが目立った時期だった。AT機の出玉スピードと高性能な上乗せ特化ゾーンによって、短い時間でも数千枚クラスの出玉が狙える時代となっていたのだ。その流れの中で、荒波すぎるゲーム性を敬遠する打ち手も増加していたのも事実。下半期は、各メーカーが一撃性能と打ちやすさのバランスを追従した時期だったといえる。

まず話題を集めたのは、京楽のパチスロ参入第1弾機種である「ぱちスロAKB48」。規定ゲーム数管理の弱点でもある「特定ゲーム数での空き台が増える」という点を、ゲーム数をリセットする機能・サプライズリセットを搭載することでカバー。パチスロ初のRTC機能を搭載するなど、パチンコメーカーらしい派手な演出は、パチスロ業界に一石を投じたといえる。また、この頃から役モノや液晶などにおけるハード面の進化も目立っていった。

AT機では「パチスロ化物語」と「パチスロラブ嬢」の2機種がロングヒット。両機種共に、当たりやすさに重きを置いた差枚数管理タイプというスペックで、打ちやすさとATらしい一撃性の両立に成功した機種といえる完成度だった。導入からジワジワと人気を集め、2018年現在でも多くのホールにおいて現役で稼動している。

2013年の年末には「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」が登場。AT機全盛期に登場したART機ではあったが、規定ゲーム数管理タイプの完成形ともいえる均整のとれたバランスと、高い出玉性能で一躍人気機種へと駆け上がった。原作を活かした演出や楽曲の使い方も含め、若いユーザーにパチスロの魅力を伝えた一台といえるだろう。

規定ゲーム数管理&自力CZタイプのART機として､究極ともいえるバランスで構成された一台。直乗せ、上乗せ特化ゾーン・ワルプルギスの夜、擬似ボーナスの3要素が絡み､高い出玉性能を実現。

原作の魅力を落とし込んだ演出面も高い評価を受け、爆発的な人気に繋がった。若い世代や女性の打ち手にも支持されたことも大きく、パチスロの流れを変えたマシンだ。

規定ゲーム数管理&自力CZによる初当たり方式を採用。「中途半端な空き台は打ちにくい」という同タイプの弱点をカバーする、サプライズリセット機能が斬新で､立ち回りに一石を投じた。