絵柄マニア・オノルがアツく語る
パチスロ攻略マガジン内・オノル氏による連載コラム「アイムエガラー」2009年掲載号より順次転載
「パチスロの絵柄の原点には一体どんな絵柄があったか?」今回はそんなお話です。
今から114年前、チャールズ・オーガスト・フェイという方によって「カード・ベル」というマシンが作られました。
このマシンは世界初、3つのリールが回り、停止した組み合わせによって自動で払い出しがあるという、いわばスロットマシンの原型となるマシン。
つまり絵柄の原点もこのマシンに…となるワケですが、リールに描かれた絵柄は機種名のとおりカード...トランプをそのまま使ったもの。絵柄とは少し違うような気がします。
ベルや星など、いわゆる現在の絵柄の原点となったマシンが登場するのは、約1年後。
カード・ベルを改良し「リバティ・ベル」と名付けられたそのマシンは、絵柄にベル・ハート・ダイヤ・スペリード・蹄鉄の5つの絵柄が使われていました。
これこそまさに絵柄の原点といえるでしょう。
さて、ここで僕が気になったのは蹄鉄絵柄。
ハート・ダイヤ・スペードといったトランプのマーク絵柄はカード・ベルの名残り、ベル絵柄は機種名から…と分かるのですが、蹄鉄がシンボルの1つに選ばれた理由が分かりません。
そこで蹄鉄について少し調べてみました。
すると、蹄鉄は多くの国で「幸運のお守り」になっているそうなのです。
その理由は諸説あるそうですが、馬は決して人を踏まないから交通安全のお守りになる…といったものや、蹄鉄に打ち込むクサビの数が7つなことからラッキーセブンをイメージさせる…といったものなど様々。
後者の理由で選ばれたのなら7絵柄の原点ともいえる絵柄なのかもしれませんね。
ところで、そんな幸運色強い蹄鉄絵柄を使っているバチスロってどのくらいあるのか調べてみると、意外にも沢山ありました(絵柄はカコミを見てください)。
山佐のホースシューRなんて機種名がそのまま蹄鉄ですしね。
個人的には走れコウタローの「U」が蹄鉄になっているのが好きですね。
如何だったでしょうか?
それではまた次回!
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