パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。これは移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで日本の端から東京を目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を、前回の角屋角成によるチャレンジに続き、今回もWEB上で完全復刻。現在もパチマガスロマガで活躍中の日向七翔が旅打ち人となって挑んだ、過酷な旅程をまとめて公開していきます!!

2015年12月に沖縄の地を出発するのは角屋のときと同様ですが、なんと今回は北海道を目指して日本列島を一気に北上。そこから東京を目指すという前回以上に超ハードな旅となっています。

設置機種は当時のものながら、その立ち回りは今でも確実に役に立つこと間違いなし！　旅打ちの結果とともに…その機種・その土地ならではの立ち回りをお楽しみください!!

前回の福島県では、収支がマイナス10万円まで転落しましたが、なんとかクリアできました。宮城県に続き大ピンチとなりましたが、ここでも焦ってはいませんでした。

その理由はしっかり期待値がプラスの台を拾えていたからです。台数をこなせずに大敗しているのならば大問題。しかし、台数をこなせているが、展開に恵まれずマイナス収支なだけでした。

旅打ち中に、何度もこのようなピンチを突破してきています。その度に、同じことを言っていますが、勝てない時こそ焦らず落ち着いて立ち回ることが大事。いつも通りの立ち回りが重要です。

福島県でも焦らずに稼働を続け、クリアできました。どんな厳しい状況でも焦らないことが旅打ちをクリアする一つの秘訣です。

福島県をクリアしたことで、東北全県を制覇しました。いろいろピンチもありましたが、クリアできて本当に良かったです。

そして、次は関東地方。残すは茨城県・千葉県の2県で、まずは茨城県です。関東地方は大型系列ホールが多い印象。旅打ち前に同じ関東地方の埼玉県に住んでいたこともあり、少しはホールの状況も知っています。ここまで来て終わるわけにはいかないと、気合十分で乗り込みました。

茨城県に突入し、最初に感じたのは「関東地方に来たんだな」という実感です。道は広く、周りには知っている飲食店ばかり。1年ぶりの関東地方上陸で、感慨深いものがありました。肝心のホールもやはり他の地域に比べると立地が良い。さらにホールの数も多く、近場で固まっていて立ち回りやすい雰囲気でした。

そして何より茨城県は等価交換のホールが多いです。今まで旅打ち中に通ってきた県は、非等価が主流だったのでこれほど嬉しいことはありません。等価交換というアドバンテージもあるので、茨城県ではガンガン攻めていくことにしました。

今回の試練は実戦系。北斗修羅は1日打って挙動を見たいと思っていた機種だったので、嬉しい試練でした。しかし、不安なことが…。試練の日まで、この機種でARTを5連以上させた経験がなく、まったく出せるイメージがありませんでした。そんな中こんな結果になるとは…。

試練を開始すると、懸念していた通りARTが伸びない。台の挙動も悪く、昼過ぎには投資が4万円に。このままでは試練失敗が濃厚でした。しかし、ここで転機が…。

隣の挙動が良い台が空き台に。すぐ台移動して打ち出すとやはり良挙動でした。さらに夕方に引いたARTがレインボーオーラ！　このARTが閉店取り切れず、一撃7000枚で一気に試練クリア！　北斗修羅の破壊力にビックリの試練でした。