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【パチスロ名機】たくさん出るから打ってた台【押忍!! 豪炎高校應援團】

5号機 名機

※過去の「栄光なき名機たち」記事

チワッス、あしのです!

パチスロ界に燦然と輝く名機たちの傍らでひっそりと咲く佳作を紹介するこちらの企画、今回は2012年に山佐さんが放った快作押忍!!豪炎高校應援團」について。

雰囲気がそもそも番長ライクなんですが「押忍!!」ってついてるんで巷間では「番長高校應援團」と呼ばれてたとか呼ばれていなかったとか。

とりあえず当時はいわゆる5号機爆裂機が次々と出始めた頃で、翌年にはそれ系の最高峰である「北斗の拳 転生の章」がリリースされることになるわけで、つまり「万枚が出る機種」というのが全然珍しくなくなっちゃったのが大体この辺です。

ちなみにジャグラー系を除外した上で「5号機での台数売上ナンバーワン」は「北斗の拳 世紀末救世主伝説」で、次が「押忍!!番長2」。

そしていろんな雑誌やサイトの読者投票で選ばれる「ファンが選ぶ5号機の名機」系のヤツのなかでの常勝機種である「魔法少女まどか☆マギカ」。

これらの機種を含め、名だたる名機が2011年末から2013年の間にギュギュッとまとめてリリースされてます。

5号機 名機
5号機・山佐/2012年

どんな台だったか

今回の「豪炎高校應援團」はそのど真ん中あたりにリリースされた機種であり、言い換えるなら他に打つべき台が死ぬほど一杯ある中での稼働だったんですな。

したがって正直なところ市場のなかでの影は薄めだったんですが、筆者はこいつがかなり好きでした。

んで周りにもやっぱり一定数「番長よりも豪炎」と言って憚らない人というのがいて、それがどういう人かというと「爆裂性能が高ければ高いほど好き」という、世が世ならテクノコーシンの愛好家みたいな人だったんですね。

はい、まとめますと「豪炎高校應援團」というこの機種は「面白い」とかで語られる機種じゃなくて「ツボった時にたくさん出る」という側面から語られるべき機種なのであります。

ちょっと語弊があるかもしれませんが「豪炎が好き」という人でもこれを「面白いから打ってた」という人は多分いないと思うんですよね。

面白くなかったわけじゃないんですが、もっと面白い台は当時月イチくらいで続々とリリースされてたわけで、てかそういう人は多分2012年頃は「押忍!!番長2」を打ってたと思います。

スペックですが、これはざっくり「特化ゾーンが沢山搭載されたART機」でした。

別に独特な所とかはあんまりないのですが、山佐さんお得意の0ゲーム連乗せ(鉄拳アタックみたいなやつ)である「漢気アタック」やら、レバオンと各ボタンのアクション全部で上乗せが発生する「究極Vアタック」、さらに上乗せ率・ループ率アップの上位AT的な考え方を採用した「森羅万象」など、脳汁ポイントがこれでもかと詰め込まれてる感じ。

個人的にはこれ「鉄拳2nd」「モンキーターン」など当時の山佐さんの機種のなかで好評だったアイデアを全部ごった煮的に採用してるように見えるんで、これガワを替えてチーパオとかウィンちゃんとかを採用したらもっとヒットしてたんじゃねぇかと思います。

やっぱこれだけ贅沢な作りをしてるのに「面白かった」より「一杯出た」の印象が強いというのは、演出が無駄に暑苦しかったり、坊主と角刈りばっか出てくるのがネックになってんじゃないかと。

女の子が全然出てこないというわけじゃなく、むしろ冷静にみると結構キャピキャピしてるんですけども、それを塗りつぶすほど圧倒的な坊主と角刈り率。

ある意味で「應援團」というのに忠実なんですけども、応援合戦で周りにズラーッと並んでるコピペ坊主のなかに女子部員がちょっといるだけで全然イメージが違ったかもしれません。

ちなみに出玉性能としてはこいつはマジで高かったと筆者は思っており、実際に確か差枚は届かなかったんですけど交換枚数での万枚は達成してると思います(確かフリーズも引いた)。

ある時までは地味に「実機が欲しい機種」として人に聞かれた際に名前を挙げてたんですけど、なんかこれがあると部屋の温度が2度くらい上がりそうで夏場にヤなのでいつしか言わなくなりました。

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