【パチンコ】平均連チャン数の正解はこれだ!

【パチンコ】平均連チャン数の正解はこれだ!

【第76回】平均連チャン数の計算(次回まで確変方式)

『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。

 


 

まずは過去記事の訂正から。

 

【第18回の訂正】

第18回「平均連チャン数の真実」にて、終盤の計算式に誤記がありました。

【誤】(1-0.278061)+0.278061✕(5.2629)

【正】(1-0.278061)+0.278061✕(5.2629+1)

読者指摘で判明しました。申し訳ありません。

なお、第18回本文は訂正済みです。

 

さて本編に入ろう。

 


 

前回は「ST方式」の平均連チャン数の計算方法を説明した。

今回は「次回まで確変方式」の平均連チャン数を計算してみよう。

 

例題機種はP大海物語5。基本スペックは以下のようになっている。

■P大海物語5

大当り確率1/319.6→31.9

確変割合60%(次回まで継続)

非確変時…時短100回転

大当り出玉:オール10R(1400個)

※時短終了後に残り保留4回転消化とする

ラウンド振り分けもなく、変則性のない比較的単純なスペックである。

 

確変割合は60%なので、この60%がループしたときの平均連チャン数は、

1/(1-0.6) = 2.5連チャン

となる。これは「初回通常図柄」も含んだ場合の平均連チャン数である。

初回確変図柄の場合は2連チャン以上が確定するのだから、1を足して平均3.5連チャンとなる。

 

ただし、もし確変が引けなくても連チャンのチャンスはある。時短で引き戻せば結果的に確変を引いたのと同じことになる。

時短100回転で引き戻す確率は

1-(1-1/319.6)^100=26.90%

と言っても本機の場合は、時短100回転終了時点で保留がいくつも残っている可能性が高いので、ここでは4個残っているものとして時短104回転として計算してみると、

1-(1-1/319.6)^104=27.81%

となる。ここでは時短連チャン率27.81%で計算しよう。

 

「確変と時短を合わせた連チャン率」をどうやって計算するのか?

 

文章で表すと以下のようになる。

60%を引けば問答無用で連チャンする。しかし、もしその60%を引けなくても、27.81%の確率で連チャンする。

これを計算式で表すと、

60%+(100%-60%)×27.81%=71.13%

これで確変+時短のトータル連チャン率が出た。

確変と時短をひっくるめて考えると、初当りごとに71.13%の確率で連チャンする台と考えればいい。

 

71.13%がループする場合の平均連チャン数は…

1/(1-0.7113)=3.46連チャン

これは初回通常図柄の場合も含んだものである。初回確変図柄の場合は1を足して4.46回となる。

パチンコ正攻法関連記事

アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合