プロの思考・戦術を復刻掲載!【第11回・戦国乙女 西国参戦編】

非等価交換での立ち回り

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2014年4月号より順次転載

お盆期間中は地元福島に帰省していました。

帰省中もパチスロを打っていたんですが、4月の増税以降、地元のほとんどのパチ屋が低換金率になったとのこと。

交換率は5.5枚(55枚で1000円)がメインでしたが、完全非等価の地域でパチスロを打つのが初めてだったので、何に気を付けて打つべきか考えながらの稼働でした。

もし天井まで残り300G(1000円で30Gと仮定)、天井期待枚数600枚の台があった場合、単純計算でOUT600枚―IN500枚で獲得枚数は100枚。

ということは、この獲得出来る100枚にそれぞれの交換率ごとのコイン単価(5.5枚なら約18円)を掛ければ、期待値が算出出来るのではなかろうか?

…そう思っていた時期が僕にもありました。

しかし実際は、コイン単価を掛けるべきは獲得した100枚ではなく、OUT枚数。

なぜなら、IN枚数の500枚は1枚20円で借りているから。

つまり、仮に交換率5.5枚とした場合の期待値は、(600×18)-(500×20)=800円という計算になります。

2000円の期待値が800円になるのだから、5.5枚での天井狙いは非効率的に見えますよね。

しかし、これは現金投資時の期待値です。

次に持ちコインで遊技した場合を計算してみます。

使用するコインも1枚18円なので、計算式は(600×18)-(500×18)となり、期待値は1800円。

するとホラ、5.5枚交換であっても、持ちコインでプレイすればほとんどロス無く打つ事が出来るんです。

以上のことから、低換金率においては「コインを1枚20円で借りた回数」が多いほど、期待値をロスしていく計算になります。

つまり現金投資をした回数が多いほど損をするということ。

損しない為には、会員カードを作成し貯玉再プレイをして現金投資をしないことが重要。

事実、6枚交換であっても現金投資をしなければ、期待値は等価と比較して約17%減する程度。

ラインを若干上げるだけで天井狙いや設定狙いが出来ると思います。

さて、今回のデータにあるのは、都内で打った戦国乙女西国参戦のデータ。

序盤から周期到達時の乙女アタック&直当たりが強く、すんなり終日粘り切れました。

設定4か6かな? ってところまではわりと見抜きやすいのがこの機種の魅力。

約2000枚のコインを流し、換金すると…あれ? カネが少なくね…!? 

そう、知らぬ間に交換率が5.2枚になっていたんです(汗)。

5.2枚と知っていれば、次からは会員カード再プレイで打てるようにと貯玉していたハズ。

また貯まるまで現金投資しなきゃならないんですよね…やらかしました…。

よく行くパチ屋が低換金率の場合、貯玉再プレイが出来るか否かは非常に重要ですよ!

現在のヘミニクから一言!

なんか小難しくて読む気しないですが、非等価において貯玉再プレイ・持ち玉プレイすることの大切さを説いてますね。

ぶっちゃけ持ち玉プレイ出来れば無敵です。

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