【喰うならやらねば】『ウルトラマン倶楽部3』だけでなく『マツリ』もメイン機種だった1998年【SIDE-B 第15回】

【喰うならやらねば】『ウルトラマン倶楽部3』だけでなく『マツリ』もメイン機種だった1998年【SIDE-B 第15回】

(中編からの続き)
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しのけん(以下・し)『当時はインターネットも普及まではまだまだで、今みたいに「ネットで検索ハイ理解!」って感じじゃなかったし。だからこそパチスロ攻略誌の必要性もどんどん高まっていったんじゃないかな』

担当(以下・担)『ですね。おかげさまで当時はスロマガの売り上げもうなぎ昇りでした(笑)。とにかくパチスロにも情報社会的な側面が強く出て来た感じです』

『あ、当時の情報と言えばなんだけど笑える話があって…』

『なんですか?』

『この頃(1998年)の少し前に消費税が3%から5%に上がったんだけど、自分ニュースとかほとんど見てなかったからあまり気にしてなくて』

『ハイ』

『自販機のカフェオレが110円から120円に突然値上げして心底驚いたんだよね。パチスロの情報は血眼になって吸収していたけれど、世の中の情報にはめちゃくちゃ疎かったという(笑)』

『わはは。パチスロにどんだけのめり込んでるんですか(笑)。』

『まぁ事実のめり込んだよね。パチスロに対するワクワク感が止まらなかったもん。…ただし、この生活に対する不安も少し出て来たんだよね』

『どうしてですか?』

『この少し前までの機種は、あくまでBIG・REGの確率と自身の目押しレベルのみに人生を捧げる感じだったんだけど、今後はそれ以外の要素に大きく振り回されだすんじゃないかな…っていう不安』

『CT機で言うと、CT突入率の偏りって感じですかね。今回掲載した日記もまさに振り回されていますしね(笑)』

『そういう、運の揺らぎに今まで以上に翻弄されそうっていう一抹の不安。まぁそんな時代を過ぎ去った今思えば、その運の要素を余りあるハイスペックになっていったんだけどね』

『ですね。規則上限である設定6の119.9%に対し技術と知識介入で10%以上上乗せできる台が続々と登場してきますもんねこの後』

『改めて振り返ると凄い時代だったよね』

『ですね。あ、少し日記の話に戻りますが、この頃はウルトラマン倶楽部3と並行して「マツリ」もメイン機種にしていたそうですが』

『うん。むしろそっちがメインだったかな。マツリこそ技術介入時代の申し子だったと言えるかも。メーカーのサミーが導入前からリプレイハズシ手順や設定判別要素を大々的にアピールして世に放った台だったから』

『編集部にもリプレイハズシ手順の詳細が機種パンフレットと同時に届きました(笑)』

『ニューパルだったら設定5・6の判別、クランコだったら設定6のみ判別可能だった小役カウンタ監視による設定判別法で、マツリは全設定の判別が可能だったからね』

『まさにプロ御用達』

『と言っても、ユニバ系の技術介入機ほどホールの主軸機種にはなっていなかったから、この機種に手を付ける打ち手がそんなにいなくて。必然的に濃いユーザーが少なくウルトラマン倶楽部3同様技術介入を駆使する打ち手が少なく設定状況も良かった。等価交換で設定5以上ならポロポロ打てていたよ』

『技術介入込みなら設定5で約110%。今の6号機の設定6と変わらぬスペックの台を当たり前のように打てていたって事ですからね』

『「昔は良かった…」とか言う懐古主義は好きじゃないけれど、言いたくなる人の気持ちも少しは分かってもらえるよね今の人にも(笑)』

『パチスロはこの後さらにとんでもない事になりますからね。事実、昔は良かった…というか、凄かったです実際(笑)』

次回喰うならやらねばSIDE-Bは6月2日掲載予定!

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