※『秋山良人のエナコラム』過去の連載まとめはコチラから。

人間は平等ではありません。

秋山の大嫌いな言葉で親ガチャというクソみたいな若者言葉がありますが、残念ながら言いたいことは分かります。まぁ…親から言わせてもらえば親ガチャがあるなら子ガチャもあるだろうとか思ったり思わなかったりですが…話が逸れてスマソニアン博物館。

要は家柄や容姿に生まれ持った才能などなど…多種多様な部分に優劣があり、この世にオギャーと生まれたその瞬間から大きく差が開いていると秋山は思います。かく言う秋山も二人の息子を持つ親父ですから上記のことは重々承知していたので、長男が生まれる時は妻に「金髪でも青い目でも俺は全てを飲み込んで何も言わないからメチャクチャイケメンに生んでくれ」と、半分ギャグで半分本気で言ったことがあります。

もちろんこれは言い過ぎですが、リアルに言うなら秋山には1ミリも似なくていいから妻100で似ていてくれと祈っていました。秋山のような容姿で人生を歩むのとイケメンとして人生を歩むのでは期待値が雲泥の差ですからね。ただ…残念ながら我が子はすでに秋山の血を色濃く受け継いでいます。

長男の時は里帰り出産だったので、秋山は病院に顔を出すことができず、仕事の都合で出産にも立ち会えませんでした。そんな秋山が初めて病院に顔を出せたのは出産が終わった深夜、仕事を片付け病院の裏口でインターフォンを押して看護師さんの到着を待ちました。そして初めての病院で初めて会う看護師さんが迎えに来た時に「あっ！お父さん！どうぞお入り下さい」と、初対面の秋山の顔面を見て親父だと気づかれた瞬間…秋山の願いが水泡に帰したことを理解しました。

前置きが長くなってごめんな最終兵器彼女。ここからが本題です。

ことパチンコ･パチスロユーザーに関してもスタートラインが違います。始めた時の状況や機種の知識に経験値などなど、何なら住んでいる地域でも大きな差があります。例えば、初めて打ちに行った時から専業と一緒に行っていた人と、エンジョイ系の人と打ちに行っていた人では勝率に大きな差が出るでしょう。

その差を埋めるために必要なのが知識武装です。スタートラインで大きな差があっても努力で埋めることが出来るのですが、設定狙いに関しては継続的な情報収集と知識武装、さらには経験値も必要なうえにセンスも重要なので、追いつくのは至難の業です。もちろん、パチスロの醍醐味は高設定を打つことですから、それを諦めろとは言いません。

ただ、そこに固執して負け続けるのはお財布的に厳しいと思うので、設定狙いは継続的に勉強しつつ秋山式ハイエナ術でお財布を守りながらレベルアップしていくのはいかがでしょうか。

秋山式ハイエナ術はとにかく簡単です。期待値を調べて拾って打つだけ。必要な知識武装は拾う条件とヤメ時だけです。何なら拾う条件だけでもいいです。ヤメ時は打ちながら調べればいいので問題ありません。しかもこの打ち方をすると、設定狙いでは座る可能性が低い機種も打てるので純粋にパチスロを楽しめます。例えば…

こういうバラエティー機種も打てますし、もちろんメインどころも触れるので抽選に漏れたから今日は打てない的な日は皆無です。

いかがだったでしょうか。パチンコ･パチスロはユーザーの知識の差が大きく勝率に影響するので、初心者には厳しい業界になっています。そんなスタートから差が大きい状況で負けを繰り返して業界から離れるユーザーが多いと思うので、まずは楽しみながらマイナスを抑える秋山式ハイエナ術で勝つ喜びを知っていただき、最終的にはどっぷりハマっていただけると参加人口が右肩下がりの状況に少しでも協力できると思うので、ホール関係者の皆々様はマナーを守っている秋山のような人種を温かい目で見守ってくれるとありがたいです。

最後になりますが、我が子からすれば親がハイエナなんて完全に親ガチャ失敗ですし、我が親からしても子ガチャ失敗の秋山ですが、今を楽しく生きております。今後は息子に親ガチャ失敗したと言われないように秋山の血を薄くする努力と、ハイエナという恥ずかしい生き方を隠しながら頑張ります。

息子は秋山の虚言により、秋山の職業を小説家だと思っています。