【喰うならやらねば】今だから語れる『クランキーコンドル』【SIDE-B 第4回】

【喰うならやらねば】今だから語れる『クランキーコンドル』【SIDE-B 第4回】

-1995年に連載スタートした稼働日記"喰うならやらねば!"の過去連載を振り返る『喰うならやらねばSIDE B』。今回はパチスロブームの火付け役となった名機『クランキーコンドル編』!

パチスロブームはここから始まった!

担当(以下・担)『今回の喰うやらSIDE-Bで振り返るのは、ニューパルサーをメインにしていた日記が「クランキーコンドル」に変わった記念すべき回ですね』

しのけん(以下・し)『今回再掲載する日記の稼働日は1996年の2月19日(月)。この月の頭くらいクランキーコンドルでの稼働を本格スタートさせて、以後1年以上は毎日のようにクランキーコンドルばかりを打つようになったんだよねぇ』

『その前はニューパルがメインだった訳ですが、ニューパルからクランコ(※スロマガ流の略し方)へと稼働をシフトする事に関して少し葛藤があった事、一つ前の日記に記してありましたが』

『ああ懐かしい。ニューパルを打っていたN店の居心地が良くて離れるのが嫌だった…ってのが一つと、クランコが技術介入で甘くなるとは言え、ニューパルの設定5以上を打つ事のほうが価値あると思っていた事もあって』

『低設定台で技術介入したところで、高設定の機械割を凌駕する訳はない…的な感じですかね』

『そうそう。そう思いながらも結局はクランコへシフトしちゃった。その理由は日記の後に説明するよ』

『では、早速当時の日記をご覧ください!』

つきぬけるぅ~パンクの嵐でつらい展開

眠い……。昨日、クランコを打ち終わったあとに行ったファミレスで、友達のH君と7のテンパイ音について朝まで語ってしまったため、非常に眠たい。自分は絶対にあのテンパイ音は「カリッ」っと鳴っていると思うのだが、彼は「カペッ」だと言い切るのです。まぁいい、今日確認しよう。目をこすりながら家を出ました。

今通っているT店は、N店の近くにあるので通る道はほぼ同じ。9時20分、いつもと同じ様にT店に到着しました。このT店にはモーニングが4分の1ほど入っています。そのお陰でモーニング狙いの高校生が数人T店前にたむろしていますが、彼らはコインが流せようになる11時過ぎにはヤメるので、良さげな台を長時間粘る立ち回りの自分には、それほど影響はないのです。

その中にはH君の姿が見えます。一声かけると、とても眠そうな顔をこっちに向けました。H君、昨日の決着を今日こそつけようではないかっ。そんな事を考えていると開店ミュージックが流れ出しました。

階段を駆け降り、昨日から追い出した505番台に腰を下ろしました。このホールはモーニングのカニ歩きを防止するため、客が座ってコインを借りたのを確認してから台の電源を入れます。店員を手招きで呼び、電源を入れてもらって上段に青7を狙いました。「カリッ」とつぶやきながら青7を狙うも、テンパイすらせずモーニングは空振り。隣に座ったH君は「カペッ」と上段に青7テンパイ。「やっぱりカペッです」と言いながら青7を揃えBIGスタート、モーニングです。うーむ……。

自分も負けじと3000円でBIGスタート。ですが、最初のJACゲームに入ったのが15ゲーム目で、以後もハズす事なく小役ゲーム終了。

「突き抜けましたか」「突き抜けました」。1日に1回は必ずするこんな会話も、初当り1パンでは出来ませんでしたよ。このホールは交換率が良くないので、少しでも現金投資は抑えたいところ。なのですが、なんとか繋げたREG、BIG分のコインも全部飲まれてしまいました。

(中編に続く)

続きは4月8日6時更新予定!

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