【喰うならやらねば】ビーナスラインより『ビーナスセブン』の方が実は稼げた!?【SIDE-B 第21回】

【喰うならやらねば】ビーナスラインより『ビーナスセブン』の方が実は稼げた!?【SIDE-B 第21回】

(中編からの続き)
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担当(以下・担)『いやしかし、この小役確率差は大きいですよね』

しのけん(以下・し)『うん。ただまぁ導入からしばらくは小役確率の解析も出ていなかったから、各種小役確率の予想をおおまかに立てつつ、基本は1000円あたりのコイン持ちのほうを重視してたかな』

『なるほど。ただ問題なのは高設定が存在しているか否かじゃないですか。そこら辺はどうだったんですか?』

『それが普通に存在していたんだよ。この台の凄いところは、チェリー・ベル・5枚役、そしてメイン小役であるプラムすら取りこぼす可能性があって。だから小役狙いをする人としない人の差がとんでもなく開く。当然ホール選択が重要なんだけど、年配層が多いホールなら高設定を入れとかないと全く出てくれないから、その分しっかりと高設定が存在していた感じ』

『あ、日記にもそのような記述がありましたね』

『日記で触れたI店ってのがとにかく穴場的なホールで。見た目的にも高設定とか置かれてなさそうなホールだったからヨゴレも寄りつかず。まだまだこの台の立ち回りに関しても周知されていなかったから、台の詳細解析が出るまではこのホールに潜って毎日打ってた』

『解析に関しては、今みたいにメーカー公表の資料があるのではなく、編集部が独自にROMからプログラムを吸い出して解析していましたからね』

『コレ裏話だけど、そもそも編集部は「どうせビーナスラインの対策機なんだから人気出なくてすぐ撤去されちゃう台でしょ」的な位置付けで解析する予定もなかったんだよ。だけど立ち回りやすい事を自分が力説して急遽解析する事になった』

『当時の編集部は、どうせ対策機と言う名のビーナスラインの改悪Ver.でしょうみたいに思ってましたからね。だけど、しのけんさんがそこまで力説するなら…って感じでした(笑)』

『そのぶん詳細が開示されるまでのタイムラグもあったから、こちらとしては助かった(笑)』

『ビーナスセブン自体ではどれくらい立ち回っていたんですか?』

『う~ん、実質半年くらいかなぁ。当然設置から時間が経つにつれて高設定の割合とかは減ってきたから後半は他機種も併用してだけど』

『半年程度ですか』

『うん。ユニバや山佐の機種みたいなホールのメイン機種になり得る機種ならまだしも、それ以外のメーカーの機種だと立ち回りの軸としてはコレくらいのスパンで終わっちゃうよね。それでもトータルで言えば攻略ネタのあった前身機のビーナスラインより収支に貢献したし』

『え!? 攻略法で機械割が設定1でも120%超になったビーナスラインより稼げたって事ですか?』

『そりゃそうだよ。ビーナスラインは実質1ヶ月で撤去。ビーナスセブンは王道な高設定狙いの立ち回りだったけど半年近く打てた訳だから。思い出として強く残るのはラインのほうだけど、長く触れていて収支にしっかり貢献してくれたのはセブンのほうって感じかな』

『なるほど納得です』

『あと一つ言いたい事があって』

『なんですか?』

『昔書いた、勝つための日記を振り返るって企画上、どうしても当時のガチの部分をメインにした話題になっちゃうけれど、前身機のビーナスライン同様、リーチ目やゲーム性の部分もとても良くできていて』

『そこら辺は全て継承していますからね』

『ビーナスラインは攻略ネタ発覚で短命だったけれど、その魅力ある基本的なゲーム性を引き継いだ台をその後半年にも渡って楽しめた訳で。そういう部分でも自分としてはありがたく思えた台だったんだよねぇビーナスセブンは』

次回喰うならやらねばSIDE-Bは6月30日掲載予定!

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