目の前で同じ事象が起こっても、時と場合によって、その価値は大きく変わるんですよね。

価値なんてもんが、そもそも相対的に評価されているものなわけですから、当たり前っちゃ当たり前なんですけど。

これ、見てもらってもいいですか。

ご存じ、僕の大好きなパチスロ バイオハザード7 レジデント イービルの強チェリーなんですけど。

画面を見れば詳しい方ならわかると思うんですが、引いたのが非有利区間、すなわち有利区間移行ゲームなわけです。

ここで強チェリーなどの強レア小役を引くと、天国とモードCが1：1というモード移行優遇の恩恵を受けられるんですけどね。

1G前だったら……ってね、人は思ったりしちゃうわけですよ。

1G前が失敗したクライマックスバトルの最終ゲームだったとしたら、めっちゃ悔しいよね。

おっせぇよってなるよね。

逆に1G前がAT最終ゲームだとしても、上乗せできたのにってなって、おっせぇよってなる。

そう、「どのみちここで引くことがナイス！ってなる場面ねぇじゃねぇか」って、僕、ずっとそう思ってたんですけど。

味わって気づきました。

あるんです。

この写真の前のゲームは、完走したATの最終ゲームだったんですよ。

僕はね、ナイス通りこして、パーフェクツっ！って言いましたもん。

価値のないように思えるものも、その価値に気づけていないだけ、もしくは価値を発揮する時が来ていないだけなのかもしれません。

【神奈川県 男性 42歳 りっクズ】
こんにちは、いつも松本バッチさんの様々な活躍を拝見しております。お仕事で打たれている以上、どうしても「絶対この店今日ド回収じゃん…」とか、「吐くほどやれねぇ、噛み合わねえ…」って事は頻発するかと思います。そんな時にバッチさんはどうやって気持ちに整理をつけ、その店で残り時間を戦いますか。ワタクシはディスクアップで予告音からただの9枚役が4連した時にもう少しで下パネルを殴りそうになってそこで一旦落ち着こうとトイレに向かい、右の初老の男性から手洗い飛沫飛ばしを喰らったのでもう今日はあらゆる事がダメだ！と何かをしでかす前に帰るくらいしか出来ませんでした。


はい、ありますともありますとも。

僕の1番フラストレーションがたまる状況は、お客さんがたくさんいるのに高設定があまりに少ないように見える時、ですかね。

あんまりお客さんがいない店は、まぁ投入できる量にも限りがあるでしょうから。

こんだけお客さんに期待して店に来てもらってるのに、これで迎える準備あってます？ってね、思うわけです。

ただ、こと自分のヒキに関しては、そこまで悲観することはないですね。

もちろん、なぁんも引けねって時もあるんですけど。

まぁ、職業上、この先まだまだ試行できるという気持ちの余裕があるのも大きいですが、下に振れちまったもんは仕方ないと割り切れるタイプではあります。

ま、感情としては出しますけど。

で、どうやって気持ちに整理をつけるかって話の方ですが、僕は「なぁるほど」と逆にチャレンジ思考を心がけるようにしています。

こんだけ引けない時に、逆にもっと荒い機種を打ったらどうなるのか、とか。

一体どこまでハマれるのか、とか。

あったまキタ、引けるまで行くわ、とか。

最後のヤツは完全にキレちゃってるんですけど、興味という心で乗り切ろうとすることが多いです。

不遇を浴びている時ってね、「なんで」という思いが大きくなりがちではあるんですけど、そういう時しかできない経験や、そういう時にしか辿り着かない思考があると思うんです。

ドラマや映画、漫画やアニメ、最初っから最後まで順風満帆な物語なんて、なぁんも面白くありゃしないわけです。

なんの苦悩や苦労、不運や逆境を味わってない人間の書いた曲や詩なんて、誰にもぶっ刺さりゃしないわけです。

だからこそ、逆境さえも楽しめたら最強、そう思うようにしています。

アントニオ猪木さんの「道はどんなに険しくとも、笑いながら歩こうぜ」をモットーに。

ま、あとね、なんだか必要以上にイライラしちゃう時は、風呂に入るといいよ。

色々と洗い流してくれますから、風呂は。

 

 

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