これがスマスロの未来を変えるかもしれない一手だ!

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スマート遊技機専門店に適したスマパチ、スマスロとは?

※本記事は<前編『スマスロで、これが可能に!』>の続きです。未読の方は、まずこちらからお読みください。

 


 

そんなスマート遊技機専門店、今のところは小規模ホールになってしまうのは、前回のコラムでもお話した通りまだ大ヒット機が揃いきっていないことが理由として挙げられるかと思います。

また、大型の設備を必要としないスマート遊技機のため、むしろ小型店で出店されているというのは理に適っているのではないでしょうか。

スマート遊技機構想は、依存症対策ゴト対策感染症対策など様々な利点から認められた新しい規格ではありますが、この構想の前段となる「管理遊技機」と呼ばれた時代では、筐体等を全メーカーで共通化部材の仕入れ等を一括で行うことでコストを大幅に削減するといった案が検討されたこともありました。

今では、パチスロの筐体やパチンコの枠は各社が独自で開発する形をとっておりますが、サミー株式会社と株式会社ユニバーサルエンターテインメントの2社が新たに設立した株式会社ジーグ部品の共通化をはじめ設計等を統一してパチンコ機とパチスロ機の生産を行うことを目的に作られました。既にジーグ筐体は市場に投入され、この2社以外も使用するメーカーが徐々に増えてきており、コスト削減の意識はメーカーの間でも非常に高まっています。

バジリスク絆2天膳 ジーグ筐体 ZEEG筐体
バジ絆2天膳もジーグ(ZEEG)筐体。

スマート遊技機専門店は小規模な運営を求められ、そのコストがかからないことがメリットであるという側面もありますので、当然ながら機械代の削減も重要な要素であるのは間違いありません。

開発費削減のために今後のカギはプライベートブランド機?

ところで、大手ホール企業のダイナム「ごらく」というブランド名にてプライベートブランド機をリリースしているのをご存知の方は多いかと思います。

パチスロ1000ちゃん ごらくバージョン
パチスロ1000ちゃん ごらくバージョン(オーイズミ/2021年)

プライベートブランドというのは小売業界では広く認知されておりますが、我々の生活にも多く根付いています。イオングループのトップバリュやセブン&アイのセブンプレミアム、古くはダイエーのセービング等が有名ですね。

このプライベートブランドというのは、小売側からすると企画開発から参加することで、より現場の意見を反映させやすく、自分たち独自のブランドなので販売価格や粗利率等を自由に設計できるといったメリットがあります。

一方、メーカー側からしても、販売個数が確約されることや工場の不稼働率を下げることができるため、今では多くのスーパーをはじめとした小売店舗にてプライベートブランド商品はあふれております。

 

そこで我らがパチンコ業界も似たような流れになっていくのでは?ということは想像に難くありません。「それは全国チェーン店のダイナムだからでしょ?」という声は聞こえてきそうですが、実はそんなことはないです。

兵庫県を中心にミクちゃんガイア等の屋号で展開するタツミコーポレーションは全国(といっても兵庫と大阪だけですが)17店舗です。そんなタツミコーポレーションは、今までのパチスロのゲーム性とは大きく異なる「推しスロ アイドルver」という機械の企画開発を行い、昨年12月より設置しておりますので、決して実現しないという未来というわけではないのです。

推しスロ アイドルVer.
推しスロ アイドルVer.(DAXEL/2023年)

もしもの話ですが、スマート遊技機専門店でしか打てないスマパチ、スマスロが設置されたとしたら、それが非常に安価に開発されたとしたら、皆さんはどんな未来を想像しますか?

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