ホールが悲鳴!牙狼GOLD IMPACT甘過ぎ問題!【一部のホールでは利益が全く確保できないという噂】

ホールが悲鳴!牙狼GOLD IMPACT甘過ぎ問題!【一部のホールでは利益が全く確保できないという噂】

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"甘い機械"ってどんな台?パチンコ機開発の賢人がズバリお答えします!

甘い機械辛い機械というものがあります。

具体的には1月23日から全国導入された「P牙狼GOLD IMPACT」は非常に甘いと噂になっており、一部のホールでは利益が全く確保できないという噂も聞こえてくるほどですが、本日の記事では遊技機のスペック設計からボーダーの設定、開発者は勝てるのか?等についても言及したいと思います。

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甘過ぎると話題の「P牙狼 GOLD IMPACT」

<ユーザーとホールの見ている視点の違い>

ホールは遊技機を設置して利益を確保する営業をしていますので、遊技機のスペック設計というのはホールの利益に直結する重要な要素の1つと言えるわけです。

例えばパチンコ機でいえば、ユーザー側からすると遊技料金の1000円単位で液晶が何回転変動したか?を測るいわゆるボーダーというものを意識することが多いですが、ホール側は少し違い、1分間打ち続けた場合にヘソに玉がいくつ入賞したか?という(分間)スタートでスペックの甘辛を把握します。

 

ユーザー側 1000円で何回転変動したか?

ホール側 1分間に何回転変動したか?

 

これは似ているようで、大きく違いますよね。例えばですが、その他入賞口によく玉が入るがヘソに玉があまり入賞しない非常に玉持ちが良い機械だった場合も、ヘソによく玉は入賞するけどヘソ1個賞球で玉持ちが悪い台の両台とも、「1000円で結果的に20回転だった」ということがあり得るわけです。

一方、ホール側の指標だと玉持ちが良かろうが悪かろうが、同じ1分間に液晶が何変動したか?で測るわけですので、ある意味1分間の変動回数については(玉持ちが良かろうが悪かろうが)平等に比較できるわけです。これは余談ですが、実はココにユーザーの付け入る隙があったりします。ホール側が日々スタートの把握に注力し、1000円スタートをしっかりと確認しているホールは実は少数派であったりするので、ホール側が想定していなかったお宝台が落ちていることがあるのもコレが理由の1つだったりします。

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<開発者のスペック設計方法とその考え方>

メーカーはホールに設置してもらうために機械開発を行っていますので、基本的には分間スタートを意識した開発及び設計を行います。

実は、多くの機械が等価分岐スタート5.5回前後となっていますが、これにはある種理由があります。

例えば1分間に液晶が5回転、変動するとした場合に1変動が平均12秒であれば液晶は止まらずに変動し続けますよね。パチンコは立て続けにヘソに入賞することもあれば、全くと言ってよいほどヘソに寄らなくなるタイミングもあり、いわゆるスランプが間々発生することがあるので、そのスランプを考慮して0.5回ほど多く設定しスタート5.5回前後にすれば液晶が止まることは少なくなるよね、といった感じで設計するのが今では一般的となっています。

逆に平均スタートを6回以上に設定した場合は、変動秒数を短くしてオーバーフロー入賞を極力なくす方向に設計し、分岐スタートが5回を切るような機械(はあまりないですが)だった場合は、平均変動秒数を長くする方向に液晶演出を設計するのが一般的な考え方です。

 

、、、(次回へ続く)

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今回はココまで!次回更新は2023年2月27日(月曜日)公開予定です!

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