パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで指定されたスタート地点から日本を巡ってゴールを目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を、前回までの角屋角成・日向七翔によるチャレンジに続き、今回もWEB上で完全復刻。9代目の旅打ち人となる天香膳一（あまがぜんいち）による日本縦断の旅の模様をお届けしていきます。

2018年8月1日、北海道をスタート地点としそのまま日本列島を南へ。各都道府県でノルマを達成しつつ、1年かけての沖縄到達を目指す今回の旅打ち。企画が進むたび過酷度がアップしていく中、無事にクリアできるのか要注目！

また2018年当時の設置機種ばかりとなりますが、未体験の地での立ち回りの様子はみなさんの参考になること間違いなし！　どんな機種でどのくらい勝っていくのか、その様子もあわせてチェックしてください!!

好調だった埼玉県を後にして、むかう先は東京都！　色々と調べていた地域を見ながら移動しましたが、どこも常駐するには少し物足りない感じでした。そこで思い切って都心に移動。店舗数の多い地域に拠点を置くことにしました。東京都は打ち手が多く、上手い人も多いので苦戦が予想されます。

都心に到着したものの、まずは駐輪場を探すところから。何とか寝床も決まり、稼働を始めることができました。さすがに大都会。人の多さに戸惑いながら、状況を確認していくところからのスタートでした。

朝の並びの人数も段違い。ハイエナ狙いの人も多く、予想通りの厳しい印象。打てる台も少なく、かといって攻められるわけでもない。ただ、しっかりと状況を確認しながら店舗を見て回ることで、少し光明を見い出すことができました。しばらく実践していなかった設定狙いで状況を打破することにしました。

予想通りの苦戦を強いられる東京都。

店舗数も多く、人も多い。さらには強い店も多く、上手い人が多い。その中で自分の立ち回りを模索。範囲を絞って店舗の状況を確認し、どの日にどの機種で勝負するのかを毎日考えていました。その結果、連続でノーマルタイプの高設定を打つことが出来たのです。ただし、快勝とまではいかず、序盤の負債を取り戻すのが精一杯な展開でした。

ただ、そこからはコンスタントに高設定を打つことに成功！　出玉に関しても4000枚クラスを立て続けに出すことができ、最初の不安とは裏腹に、東京都の勝ち額を上乗せしていくことになりました。

東京都では高設定に座る事ができましたが、やはり旅打ちでは状況の把握が重要であると再確認しました。店舗の状況、地域の状況。やはり店舗と地域に合った立ち回りをする事の重要性が一番大きいと思います。自分の知らない地域で立ち回るという事は、未知との出会いばかり。その中で勝負出来る環境を自分の中で確認し、実行していく。

今回は東京都でしっかり勝つことができたので、自信につながりました。これからノルマがどんどんアップしていきますが、ブレずにこれまでに学んだことを実践していきます！