パチスロで生活するということ【第44回・バジリスク絆編】

競争から逃れることは出来ない

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2014年4月号より順次転載

→過去の記事はコチラから

人は生まれた瞬間から場所取り競争が始まっている。

学生時代は勉強、受験、就職。

社会へ出たら仕事、昇進、結婚。

用意された表彰台の数は決まっており、誰もがスポットライトを浴びられるわけではない。

負けたら次こそと努力する人もいれば、もう十分だと満足する人もいるでしょう。

はたまた自分の戦場はここじゃないと、新天地を求める人もいるかもしれません。

しかし新たなステージへ移行したとしても、競争は必ず待っている訳で。

そして僕のようにレースを半ばドロップアウトしパチスロばかり打っている人間でも、やはり競争から逃れることは出来ないのです。

今回向かったのは、並び20人ほどながら設置10台のバジリスク絆が1/2で設定4or6という示唆のあるホール。

抽選を突破し無事バジ絆を確保すると、朝からバジ絆は満員御礼。

これなら高設定が埋もれる心配もないハズ。

僕の台は投資がかさんだものの偶数挙動を示したので粘れていましたが、バジ絆のシマは時間経過とともに1人また1人と脱落。

よし…このまま残り5人になってくれれば状況的に高設定が濃厚になるな…。

腹黒い感情が出始めたところで、その流れはピタリと止まる。残り6人のまま、シマに緊張が走る。

 

スタートラインは皆平等

10台中5台が当たりということは、誰かがニセモノを掴まされているということなります。

ここまで粘った自分の台が低設定であるハズがない…!

シマ全員からそんな声が聞こえた気がしました。

しかし、パチスロとは無情なもの。

この状況では自分の台の挙動が良くなるよりも、他の台が堕ちてくれたほうが手っ取り早く高設定の確信を得られるのです。

逆に誰もヤメなければ、自分の台がニセモノである可能性が消えないままになってしまう。

自分が生き残るということは、誰かを蹴落とすということ。

パチスロで生活するということは、人生の場所取り競争が高設定の場所取り競争に変わるだけ!

夕方を回ろうかという頃、ついに最後の1人が脱落。

これにて稼働中の台は5台に。

僕の台は確定演出こそ出ませんでしたが、偶数設定濃厚なので、示唆と状況を考慮すれば設定4or6は確定的。

トータル的な設定推測要素を考えれば設定4だと思いますが、バジ絆なら設定4でも打てるのでそのまま閉店まで打ち切り。

差枚的にも満足な勝利を飾ることが出来ました。

パチスロで勝つには、パチスロに時間と労力を費やせるかどうかが大切。

努力が全て報われるとは言わないけれど、人生というレースに比べたらスタートラインは皆平等だと思います。

運とか才能とか、自分の力ではどうしようもない部分が少ないからこそ、やりがいがあるんだと思います。

でも本来ならばその頑張りを別のベクトルへ向けるべきなんでしょうけどね。

だって、他の競争では勝てないんだもの…。

 

バジリスク絆
総ゲーム数…8863G

AT出現率…1/302.31(16回)
総獲得枚数…4286枚
総投資金額…2万5000円
換金額(5.6枚交換)…7万6500円
収支…+5万1500円

現在のヘミニクから一言!

いきなり人生を説いてどうしたと思ったけど、まあいつも通りの内容ですね。

自分が未だにパチスロに固執しているのは最後の一言に尽きます。

だって他の競争では勝てないんですよ、6年くらい経った今でも…

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