現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

人気アニメとのタイアップ、さらには連続性を持つ特化ゾーンで話題となったのが2012年10月に登場した「喰霊‐零‐」シリーズの初代マシンである「パチスロ喰霊‐零‐」です。

スペックはボーナス＋ARTタイプで、ボーナスの他にART「喰霊CHANCE」を搭載。そのART中のレア小役で移行する「殺生石RUSH」で、大幅な上乗せを狙うゲーム性でした。また殺生石RUSHはゲーム数上乗せだけでなく、そのもののストック抽選も行うため、従来のボーナス＋ART機にはない爆発力を秘めてました。

本機においてはボーナス以上に重要となるのがART「喰霊CHANCE」。

その突入契機はボーナス経由以外では通常時のレア小役成立がメイン。成立後は最大34Gの潜伏を経てART突入となりました。

ARTは1セット50G+αで、1Gあたり約1.5枚増加。そのART中にレア小役を引けば、殺生石RUSH突入のチャンスに。そこからのヒキが本機の勝利のポイントとなりました。また天井やフリーズから突入する無限ARTも超強力で、これらの複合により大爆発も期待できました。

ちなみに殺生石RUSH中にボーナスに当選すると「極殺生石RUSH」突入の好機に！　突入すると上乗せの下限が10Gから50Gへアップするため、大量獲得の大チャンスとなりました。

そして原作ファンも納得の完成度を誇ったのが通常時演出の数々。複数の連続演出が存在し、いずれも演出成功でボーナスorART確定に！　原作の名シーンも随所に用意されているだけでなく、多数のチャンスアップ演出も用意されていました。

そんな初代マシンからしばらくはシリーズ機が登場しませんでしたが、2019年12月、今度はJFJからパチスロではシリーズ2作目となる「S喰霊‐零‐ 運命乱～うんめいのみだれ～」が登場。現在も好評稼働中です。本機は6号機のATタイプで、「共鳴ループシステム」を搭載。初代マシンとはまた違った爆発力を秘めた1台となっています。もちろん「喰霊‐零‐」の世界観はしっかり再現されているので、気になる人はぜひホールで挑戦してみてはいかがでしょうか。