現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシンの元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

「Zガンダム」や「逆襲のシャア」「クロスオーバー」など、複数のシリーズが存在するため、一概にシリーズ機といえないかもしれませんが、「ガンダム」の名を冠した初代マシンといえば、2002年9月に登場した「MSガンダム」です。

登場は4号機時代。スペックはAC350＋ATのストックタイプという当時としてもかなり変則的なものでした。しかもストックはオマケで、実際は集中で出玉を増やすタイプとなっており、それだけでも筐体に負けず劣らずのインパクトでした。

4号機では珍しい集中搭載マシン。本機のその集中の抽選は特定区間「NZ（ニュータイプゾーン）」のみで行われ、ここで当選すれば集中（ガンダムタイムorジオンタイム）突入となりました。

NZへは主にボーナス後に突入。また集中がパンクした後もNZ突入期待度が高くなっており、このループによって出玉が増加していく仕様となっていました。

ちなみにガンダムタイムとジオンタイムは性能に差はなく、前者はBRor集中後に突入した場合、後者は通常時に突入した場合に発生しました。

気になる液晶演出は上記の通り。

美麗なアニメーションで原作通りの展開が…とはいかなものの、主要な敵モビルスーツはバトル演出で登場。またプレミアム要素としてアニメの名シーンが出現する演出も存在しました。

そんな初代「ガンダム」を経て、その後は多数のシリーズ機が登場。いずれも堅実な人気マシンとなっています。現在はホールで「カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー」、そして「シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星」が好評稼働中。モチーフが初代マシンとは異なるため、演出もゲーム性もまったく違うものとなっていますが、「ガンダム」ならではの世界観は健在。ファンならずとも楽しめる仕様となっているので、未体験の人は一度打ってみてはいかがでしょうか。

―君は生き延びることができるか。